東広島市寺家駅前の内科、糖尿病内科|じけ駅前内科・糖尿病内科

当院は完全予約制です。

082-493-5566

【診療時間】午前9時~/午後15時~
【休診日】火曜(第1・3・5)は全休
火・木曜(第2・4)午後・日曜日・祝日

食事療法

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ご自分やご家族の食生活について、不安や困っていることはありませんか?

当院では、管理栄養士による個別栄養相談を、医師の指示のもと食事療法が必要とされた患者様またはご希望の患者様やそのご家族の方を対象に行っております。

さまざまな生活習慣病の治療と予防、健康の維持・増進には、日々の食事が土台になります。適した栄養や食事の摂り方について、病状にのみ注目するのではなく、患者さまのお考え、生活全体の健康に配慮し、ご質問をお受けしながらお話しさせて頂きます。
普段の食生活を振り返り、どのように食生活を工夫していけばよいかを一緒に考えていけたらと思っております。
管理栄養士は常駐しており、診察待ち時間などでもお話しをしたり、ご質問にお答えしたりすることも可能ですので、どうぞお気軽にお声掛けください。

  • 1回の栄養相談時間は、30分程度です。
  • 患者様の状況を把握するために、普段の食生活について聞き取りをさせて頂きます。
  • 取り組めそうな改善策や行動目標を一緒に考えていきます。
  • 改善策や目標に沿った食生活が送れているか、難しいことはないか、効果があらわれているか等を確認しながら継続的にアドバイス・相談をさせて頂く場合もあります。
  • 一人ひとりの患者様に合わせた知識や情報を提供させて頂きます。
  • 日頃の食事を記録されたものを持参されますと、普段の食事のバランス、栄養の過不足が良く分かります。
  • クリニック内には、栄養に関する情報やレシピを掲示しております。ご来院の際に是非ご覧下さい。

生活習慣病予防、健康の保持・増進のための食事療法

生活習慣病予防や健康の保持・増進のために、毎日の食事のちょっとした心がけが大切です。

  • ゆっくりよく噛んで食べる。
  • 朝食、昼食、夕食を規則正しく食べ、生活リズムをつける。
  • カロリーや塩分、脂に注意して、様々な食品をバランスよく食べる。
  • 嗜好品(菓子やジュース類)はほどほどに。

体重管理も大切で、エネルギーの摂り過ぎは、肥満に繋がります。肥満は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、さらに脳血管疾患、心疾患など、各種生活習慣病の原因になります。一方、エネルギーの摂取不足は、やせにつながります。高齢期のやせや低栄養は、虚弱の原因となり、要介護状態や死亡のリスクを高めます。若年女性のやせは生まれてくる子供の将来の生活習慣病リスクを高めます。肥満ややせを予防、改善し、適正体重を維持することは、生活習慣病や虚弱を予防し、生涯を通じた健康維持の基本となります。

身長と体重から自分の体格(太り過ぎか痩せすぎか)を確認してみましょう

BMIとは成人の肥満度の目安になる指標で、計算式は下記の通り
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

年齢(歳) 目標とするBMI(kg/m2)の範囲
18~49歳 18.5~24.9
50~64歳 20.0~24.9
65歳以上 21.5~24.9

上記の数値を超えているようなら食べ過ぎ・運動不足、下回っているようなら過度な小食・低栄養などが疑われます。

1日に必要なエネルギー量を計算してみましょう

1日に必要なエネルギー量は、身長、体重、身体活動量などによって異なります。
1日のエネルギー摂取量(kcal)=目標体重(kg)(注1)×エネルギー係数(注2)

  • (注1)目標体重  目標体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
  • (注2)エネルギー係数
    軽労作(大部分が座位の静的活動):25~30(kcal/kg目標体重)
    普通の労作(座位中心だが通勤・家事、軽い運動を含む):30~35(kcal/kg目標体重)
    重い労作(力仕事、活発な運動習慣がある):35~(kcal/kg目標体重)

エネルギーの摂取量と消費量のバランスがとれているかは、体重の変化で確認することができますので、定期的に測定しましょう。
体重増減がほぼない人は、エネルギー摂取量とエネルギー消費量がおおむね釣り合っていると考えられます。

食事内容と食事構成を考えバランス良く食べる

食品には多種類の栄養素が含まれており、それぞれの食品に含まれる栄養素の種類や量は食品によって異なります。できるだけ多くの食品を使用し、「主食、主菜、副菜」で組み合わせることで、3大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質のほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの身体に必要な栄養素をバランスよくとることができます。

健康的な食事

バランスの良い食事のポイント♪

1.主食・主菜は1品ずつを

大盛りにしたり、おかわりをしたり、抜いたりせず偏らない献立に。

2.同じ味付けや調理方法を重ねない

煮る、炒める、焼く、揚げる、蒸すなど、違う組み合わせの調理法にすることは、塩分や油の摂り過ぎ、少なすぎを防ぎます。

3.主材料を重ねない

特に主菜では、卵、肉、魚、大豆類の登場するローテーションを工夫しましょう。

タンパク質の多い食材